18~19世紀に、中国からヨーロッパに渡った4系統のバラが、現代バラに四季咲き性などをもたらし、バラの育種に多大な貢献を果たします。その中の一つのバラで、ノアゼット系の親になったとされます。
明治期の小学校の音楽で歌われたアイルランド民謡「庭の千草」には白菊が登場しますが、元は「夏の名残りのバラ」という意味の題名で、四季咲きのこのバラとされます。