森林植物園のあゆみ
森林植物園は2020年(令和2年)に起工80周年を迎えました。新たに時を刻みつつ、創成期から中興期までのあゆみをふりかえっていただけるアーカイブスコーナーです。ぜひご覧ください。
1940年(昭和15年2月11日)起工
開園の経緯はこちら
1941年(昭和16年)附属苗畑完成
西苗畑(非公開)下。コウヤマキ、ツガ、コウヨウザン、モミなど植栽。
1950年(昭和25年) メタセコイア3本植栽
アメリカで育成された100本の苗木が日本に送られ、森林植物園にはそのうち3本が送られた。それらA~Cの苗木を植栽(現在メタセコイア林に展示)。
※ぜひ、現地で実物と比較してください。
1954年(昭和29年) 正門景観
趣きのある大きな擬木の門柱などが目を引く正門(現在の西門)。擬木は現在も西門に設置。
1961年(昭和36年) 北アメリカ区シャクナゲ記念植樹
シアトル市から寄贈のシャクナゲを北アメリカ区に記念植樹。シアトル市使節団の代表者(右側女性)と初代園長麻生氏(中央男性)。
1961年(昭和36年) 長谷池豪雨被害
昭和36年6月の豪雨被害。芝生広場から流出した大量の土砂が長谷池に堆積。畔に並ぶラクウショウ(中央左)と園内売店(右奥。現森の売店)が見える。
1963年(昭和38年) 長谷池景観
長谷池と奥の谷間に広がる大芝生広場。左端に見える売店は現在の建物と同じ(現森の売店)。当時は美しいマツがたくさんあった。
1972 年(昭和47年)青葉トンネル整備工事
青葉トンネルおよび幹線園路(西門~長谷池)整備工事に着手。翌年トンネルが完成し、念願の車両での園内一巡が可能となる。
1979年(昭和54年) 長谷池芝生広場景観
4月中ごろ。サクラと新緑が美しい春の装いに誘われて、たくさんの来園者が春を楽しむ様子。
1984年(昭和59-60年) 多目的広場等整備
正門入口・森林展示館前広場整備と県道16号線付替え工事完成後の様子。多目的広場と駐車場等を整備。
2018年(平成30年7月) 西日本豪雨被害
平成30年6月下旬から7月初旬にかけての平成30年7月豪雨(別名西日本豪雨)に寄る長谷池周辺の被害。この豪雨では全園に被害。