【園内・花みどり日記】新緑つつじ・しゃくなげ散策
展示館の近くにある山間の「つつじ・しゃくなげ園」を歩いてみると…
しゃくなげはピークを過ぎましたが、
つつじは…
市街地では、今ヒラドツツジ(平戸躑躅)が満開ですが、この植物園では、街中では見ることのできない様々なつつじをご覧いただけます。
朱色のヤマツツジ(山躑躅)
薄いピンク~紫色のモチツツジ(黐躑躅)
花芽を指で触ってみると ねばねばしています。
小さな赤い釣鐘状の花がたくさん垂れ下がるベニドウダン(紅満天星)
濃い赤紫色のケラマツツジ(慶良間躑躅)
薄い朱色のオンツツジ(雄躑躅) などetc.
足元には、アヤメの種類のシャガ(射干)が咲いてきました。
高いところを見上げていただくとハンカチノキが…
本当にたくさんの白いハンカチ布が垂れ下がっているよう。
これは花弁ではなく、つぼみを包む“苞葉(ほうよう)”なんですよ。
白いヤブデマリ(薮手毬)も美しい広がり見せてくれています。
メイン園路沿いには同じ種類のオオデマリ(大手毬)が満開です。
ここ一週間ほどは天候もいいようですね。
春から初夏にかけての、植物の息吹きとよそおいをご覧いただきながら、ゆっくりと散策をお楽しみください。