【イベント日記】夏休みこども樹木医講座
7月17日(日)は戻り梅雨のつかの間の晴れ間の天気。
神戸を中心とした樹木医グループで「NPO法人 こうべ樹木研究会」の主催による「夏休みことも樹木医講座」が開催されました。
小学生の皆さんを対象に、「木」のお医者さんと一緒に「木」のことを学びます。
保護者の方同伴で、16名の小学生のみなさんにご参加いただきました。
森林展示館前広場で受付、今日の講座の内容や注意事項の説明のあと、2つのグループに分かれて さあスタート…
国際親善の森の一つ「シアトルの森」では…
テーマ1 「木にふれる」 子供たちの木登り体験です
ユリノキの大木に挑戦です。
さあ、木に登って木の上の方も一緒に観察してみましょう!
フルハーネス型墜落制止用器具、ヘルメット、作業用手袋を装着し、安全装備は万全で、アーボリストの指導のもと、ロープワークで少しずつ登っていきます。
子供さんは身軽でコツをつかむのが早いですね!
スッスッーと もうこんな高いところに
木登りゾーンの近くでは…
テーマ2 「木の内部を観察する」
木の枝の切り口を見てみましょう
色のついた液体を使って、水の通り道を観察します
テーマ3 「木に悪さする虫を紹介する」
研究会のメンバーで実際に捕獲した桜やモモ、梅の木の材を食べ最後に木を枯らしてしまう外来昆虫「クビアカツヤカミキリ」の標本展示も
テーマ4 「木のお医者さんの道具を使って調査しよう」
「長谷川式土壌貫入計」の紹介です。
これは、木が土の中に根を元気に伸ばしていくために重要な土の硬さを測る道具です。
テーマ5 木のお医者さん「自然の中の生活の知恵」です。
森の中を散策しながら…
例えば… ムクロジの実の紹介です。
正月の羽子板突きの羽根のおもりとして、 自然素材のシャボン(石鹸)として昔から生活の中で使われてきました。
最後は、クイズです。6問もあって 難しかったかな?
ご参加いただいた皆さん 木のお医者さんのイベントはいかがでしたか?
樹木医のイベントは、また秋に予定されています。
お楽しみに!