2024年10月30日
能登半島地震 石川県珠洲市への支援活動への応援、寄付をお願いします
その他
花とみどりでつなぐ「がんばろうKOBE」から「がんばろう能登」へ
2024年9月20日から降り続いた豪雨による被害により、亡くなられた方のご冥福を心よりお祈りしますとともに、被災された皆様にはお見舞い申し上げます。
さて、能登半島地震発生から早くも9カ月が経過し、被災地では家屋の解体をはじめ、被災家財の片付け、家屋の修理・撤去や公共インフラの復旧が思うように進まず、またこの度の水害の影響で更なる対応を余儀なくされる等、仮設住宅での“非日常な”生活が長引く中、日々の生活やコミュニティに潤いと安らぎが求められるような状況です。
(公財)神戸市公園緑化協会では、阪神淡路大震災の経験(がんばろうKOBE)を活かし、これまで神戸市のカウンターパートである珠洲市への花みどりを通じた「こころの支援」に取り組んできているところです。
今後、皆様方からのご寄付を活用した花やみどりによる「こころの支援」の継続し、神戸市民をはじめ、多くの方々が被災地に寄り添う想いを届けることが、「珠洲のみなさん、一緒にがんばろう」というメッセージとなって、被災されたみなさんの安心と勇気につながっていくものと考えています。
取組の経緯
30年前(1995年1月17日)被災した神戸では倒壊した住宅が撤去された更地に、ボランティアの人たちが花のタネを蒔きました。やがて、つぼみが膨らみ花が咲くと、被災した人たちの心を癒してくれました。
また、仮設住宅では、全国の人から贈られた花の苗を空き地に植えていました。すると、何もないままだと仮設住宅のなかに閉じこもりがちになる人たちが、お花の世話を一緒にすることで、お話をするようになりました。住民どうしのつきあいが始まったのです。仮設住宅という非日常と日常が交錯する環境で暮らす人たちにとって、お花が癒しをもたらしてくれました。そんな経験から今回の取組は生まれたものです。
寄付の申し込み
・寄付は下記銀行振込によりお受けしています。(別途、振込手数料のご負担もよろしくお願いいたします)
金融機関 三井住友銀行(0009)
支店名 北須磨(689)
口座番号 普通 4901654
口座名義 公益財団法人神戸市公園緑化協会( カナ)ザイ)コウベシコウエンリョッカキョウカイ
・一口2,000円から寄付いただくことができます。
・領収書を希望される場合には、必ず「寄付申出書」にご記入の上、mailもしくはファクシミリにて協会へご送付ください。
寄附申出書はこちら
・今回、2,000円以上のご寄付いただいた場合は、個人の方は所得税の確定申告の際、所得控除の申告を行うことができます。法人の方では、損金処理を行うことができます。
・注意事項
*領収書名義 :ご寄付の際に送付いただいた「寄付者情報」の氏名・名称をあて名とします。
*領収書発送先:ご寄付の際に送付いただいた「寄付申出書」の「寄付者情報」のご住所にお送りします。
*寄付受領日 :原則、寄付金の振込日とします。ただし、領収書は寄付申出書を確認の上送付させていただきます。
これまでの取組
2024年6月、珠洲市蛸島地区仮設住宅へ神戸産の花苗、ベゴニアやマリーゴールドなど500株のほか100基のプランターや園芸用土等をお届けし、寄せ植えづくりを行いました。
ただ花を届けるだけではなく、仮設住宅の方々と一緒に植えることが、新たな生活環境でのコミュニティづくりや花みどりを通じた癒しの空間づくりにつながると考えています。
当日はあいにくの雨でしたが、80名を超える人の参加があり、参加者の一人は「地震の前は家でお花を育ててたんやけど、今はやっぱりできていない」と言いながら、この日を楽しみにしてくれていたようでした。
実際に作業がはじまると、花の苗をどう並べたらステキに見えるのかを相談しあったり、寄せ植えのできばえを比べあったりと、大盛り上がりで住民同士の交流のきっかけになったと感じています。
今後の活動(予定)
・植替え用の花苗、チューリップの球根をお届けし、一緒に植替え、植え付け(令和6年10~11月)
・当協会が実施している「花の絵」コンクール入選作品(一部)の現地での展示(令和7年2~3月(予定))
取組の報告
今後の活動状況は当協会のHPで後日報告させていただきます。
問合せ先
公益財団法人 神戸市公園緑化協会 公園緑地課緑花事業推進室
〒650-0006 神戸市中央区諏訪山町2-8
TEL:078-351-6756 FAX:078-341-8710
MAIL:hanamidori@kobe-park.or.jp