大倉山公園の紹介
大倉山公園は、明治43年に当時の大実業家大倉喜八郎の別荘であった土地の寄贈を受け整備されたものです。大倉喜八郎は明治維新の動乱の中で御用商人として活躍し、一代で大倉財閥を築いた人物でした。戦前戦後を経て再整備され、昭和50年頃に概ね現在の姿に近いものになりました。大倉山公園はJR神戸駅から大倉山までの神戸中央文化ゾーンに位置する面積約7.9haの公園で、北ブロックには四季折々の花が楽しめる市内35県人会によってできた「ふるさとの森」、野球場(有料)、神戸市立中央図書館、児童遊園などが、中央ブロックには神戸文化ホールや噴水を備えたレストコーナーが、南ブロックには神戸市立中央体育館やシャンソンガーデンなどがあり、散策・スポーツ・レクリエーション・文化教育など市民の皆さんの様々な利用に供しています。 また園内には多数の彫刻やモニュメントが設置されており、緑と調和した格調高い公園景観を作り出す一方で、この公園の歴史の深さを感じることができます。